カテゴリー:アウトドアウェア

親子二代の着物アロハ

親子二代の着物アロハ

アロハシャツの起源は着物だったという。 僕はといえば、両親が着ていた着物を再生したアロハを着て過ごす夏だ。

 僕の親父とお袋は、和服が好きだった。  お金持ちじゃなかったから、けっしていい着物を着ていたわけではない。子ども時代に戦争を体験してきた世代だから、ぜいたくとはまったく無縁の人たちだ。  質実に暮らし、特別な日に和服を […]

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メイド・イン・ジャパンの寝袋

メイド・イン・ジャパンの寝袋

目に見えない部分にこそ信頼のおけるものが欲しい。 いつだって暖かい寝袋にくるまれて、いい夢を見ていたいから。

 もし僕がオリジナルグッズを作るなら、『永久保証』にしたいと思っている。  壊れない自信がある、ということではない。修理ができる、ということだ。  手塩にかけて世に送り出した道具なんだから、長く使ってほしい。できることな […]

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ソレルが出番を待っている

ソレルが出番を待っている

暖冬の日本である。 が、僕の部屋にはすぐにでも雪国へ出たがっている道具がいっぱいある。 ソレルのカリブーもそのひとつだ。

 日本語イディオムに、「足もとを見る」という言葉ある。 「弱みにつけこむ」といったような意味だ。  野暮を承知でもうちょっと書くと、「街道筋や宿場などで、駕籠かきや馬方が旅人の足もとを見て疲れ具合を見抜き、疲れた客の弱み […]

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年中「ダウン」の世話になっている

年中「ダウン」の世話になっている

自然素材が好きだ。 ウールやダウンに温もり以上の暖かさを感じるのは、僕だけだろうか。 これからの季節、自然素材にくるまれて冬眠していたい。

「ダウンウェア」を初めて知ったのは、1970年代の初めだった。  そのとき僕は厚顔(「紅顔」と書きたいところだけど、ちょっと無理があるよな)の高校生で、神戸の三宮から元町の高架下を歩いているときに、なにやら救命胴衣のよう […]

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ぼくが山でアロハを着るほんとうの理由

ぼくが山でアロハを着るほんとうの理由

ちょっとばかりしんどい山旅では、ウェアや道具選択はどうしても機能優先となる。 それでも、小さな抵抗を試みる。 旅を、より豊かなものとするために!

 山でも町でも、海でも川でも、「好きなものを着ればいい」とぼくはつねづね思っている。  自分がいちばん好きなウェアに身を包んで遊べばいい、と。  アウトドア・ウェアは、化学繊維が全盛だ。  なんたって機能的である。汗をか […]

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ぼくは、帽子とマフラーが好き

ぼくは、帽子とマフラーが好き

夏の凶悪な日光を考えると、帽子の必要性はいうまでもない。 冬の寒さにも、帽子はやさしい。 そして、マフラーもまた旅人に心地よさを与えてくれる道具なのだ。

 山歩きの必需品として、地味だけど必ずや欲しいのは、帽子とマフラーだ。  帽子は、夏の直射日光をさえぎり、寒いときには温かさも与えてくれる。怪我防止にも役立つ。そして、雨のときには雨具のフードの下にかぶることで、視界を広 […]

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ネジのゆるんだスタイルで歩く。白山山行装備(後編)

ネジのゆるんだスタイルで歩く。白山山行装備(後編)

さてさて。 一泊二日白山山行全装備のつづきである。 山の常識や良識をちょっとばかり踏みはずした装備を、紹介してしまおう。

 季節は夏。暑い盛りだ。  とはいえ、白山の標高は2,702m。  今回は、まずはウェアのことからはじめよう。 「山でアロハはないだろっ!」という声も聞こえてきそうだけど、ぼくの山歩きのスタイルはアロハシャツなのだ。あし […]

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アロマな虫除けオイルを作ってみた

アロマな虫除けオイルを作ってみた

夏がやってきた。これからの2か月は、まっ黒に日焼けして遊びほうける季節だ。 と同時に、露出した肌に虫が集まる季節でもある。 そこで、虫は逃げだし、女の子が寄ってくる(はずの)、天然成分だけのアロマな虫除けオイルを作ってみた。

 匂いは、人を覚醒する。  沈丁花の香りが南の風にまじると春の訪れに心が浮きたつし、金木犀の匂いが漂いはじめると秋の愁いを感じるし。香りによって、いろんな記憶がよみがえる。匂いとは、ほんと不思議なもんだ。  匂いで思い出 […]

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Come Rain or Come Shine

Come Rain or Come Shine

旅の途上は、「春雨じゃ、濡れていこう」ですまされない。 が、ゴアテックスをはじめとする防水透湿素材のおかげで、現代のバックパッカーは幸せな人種となった。 「降っても、晴れても」出かけようじゃないか!

 テントの中で雨のしとしと音を聴いていると、まるで素敵なソファの上にいるような気分になってくる。何時間でも、ごろごろとまどろんでいられるのだ。  静かな雨に音には、トランキライザーが含まれているのかもしれない。  だから […]

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優雅な食事のためには、シンプルなコッヘルを

優雅な食事のためには、シンプルなコッヘルを

料理があまり得意じゃないぼくは、調理器具を多く持たない。 シンプルがいちばん、と思っている。 バックパッキングでの山旅を考えるなら、簡素で美しいコッヘルがほしい。

 もうずいぶん前のこと、コッヘル(鍋)を忘れた2泊3日旅があった。  大慌てで、旅先の食料品屋でふたつの缶詰を買った。たしか、チリビーンズとフルーツの缶詰だったと思う。  もちろん、それらは初日の食料となったが、その空き […]

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