春が来て浮足立っているのは、僕だけではなかったのだ。
ワイルドワンのガレージブランド「tent-Mark(テンマク)」もまた、浮かれているのであった。なんせ、二日間にわたる『祭り』を開催したいといいはじめたのだ。
そして、3月5日(土)、6日(日)。東京都昭島市の『昭和の森ガーデン cafe & BBQ!』で、『テンマク・フェスティバル』なるものが開催されたのだった。
テンマクの商品が一堂に会し、展示・即売会。さらには、テンマク商品の開発コラボレーターたちが集まるというイベントである。
で、ムササビウイングやらホットサンドメーカーをテンマクといっしょに作った僕も、ゲストして行くことになったのだ。というか、ほんとは遊びにいったんだけどね。
でも、「遊びだろうがなんだろうか、ここへ来たのなら働いてもらいます!」とテンマクスタッフに荒っぽくお尻を叩かれ、僕はホットサンド作り体験やトークショーなどを引き受けることになったのだった。
ほかのブースでは、ちゅんちゅん(小雀陣二)がひとり分パスタの作り方を教えていたり、長野修平(ナチュラルワークス)は焼き桐板でのキャンプオカモチ作りや山蔓でのピクニックバスケット作りなどをやっている。
もりもと技術研究所はロケットストーブでお風呂を沸かしているし、風森ひのこはオリジナルランチョンマットを作ろう、とスタンプをせっせと押している。
ほかにも、小林夕里子さん、こいしゆうかさん、仲村忠明さん、木村とーるさん、A-sukeさんなどなどが集まっている。
ようするに、テンマク商品開発コラボレーターの全員が会しているのだ。
そこで、わがブースではホッタサンド作り体験と称して、こちらで準備した食材を使って、参加者に焼いてもらうことにした。
ホッタサンドレシピは、基本3つ。
ベーコンをベースにしたもの。それに、鶏肉をベースしたもの。そして、最近気に入っているパイナップルのもの。
ベーコンと鶏肉ベースのレシピは、火をとおしたベーコンや鶏肉に好みの野菜を足していく、という感じだ。
パイナップルは、クリームチーズとの組み合わせ。もちろん、想像力豊かに野菜などなどを足してもいい。
僕の好みは、パイナップルとクリームチーズ、ブラックペパーにシナモンパウダー、そこにちょっとだけラム酒をたらして、イングリッシュマフィンに挟んで焼く、というやつ。
ベーコンをプラスしてもうまい。
今度、機会があったらこのBlogを読んでくれているきみにもごちそうするよ!
ま、そんなわけで、穏やかな春の空の下で『テンマク・フェスティバル』がはじまったのだった。
*次回、3月30日(水)更新予定の「外遊び道具考」では、長野修平×堀田貴之の対談模様を!
乞う、ご期待。