タグ:テレマークスキー

天気晴朗なれど、風強し(八甲田山バックカントリー旅・後編)

天気晴朗なれど、風強し(八甲田山バックカントリー旅・後編)

今日もいい天気だ。 が、バックカントリースキー旅は思うように進まない。 だから、やめられないのだ。

前回の続きだ。 春の八甲田山塊で、ぼくは幸せな日々を過ごしている。 南八甲田山縦走の朝。 これは、2018年4月21日の物語。 20年前に縦走した、睡蓮沼から青荷温泉ルートを行こうとしているのだ。 晴天。 しかし、西から […]

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山が呼ぶんだよ(八甲田山バックカントリー旅・前編)

山が呼ぶんだよ(八甲田山バックカントリー旅・前編)

久しぶりのバックカントリースキー旅。 雪に覆われた山々を前に、こうした景色の中を旅したいのだ、とぼくはあらためて強く思ったのだった。

 春めいてきたある日、ぼくは突然の衝動に駆られた。  その衝動は、どこから来たのか。  そんなことはわからないまま、テレマークスキーの板とバックパックを手に、北へ向かう新幹線に飛び乗ったのだ。  やってきたのは、青森県の […]

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春の雪山と地形図の素敵な関係

春の雪山と地形図の素敵な関係

地図は素敵な読み物だ。 地形図を眺めていると、春の雪山を徘徊したくなってくる。

 3月に入ると、「うずうず」してくる。  花粉で「むずむず」ではない。  多くの人たちが春の気配を感じ、雪遊びのことを忘れだすころ、僕はテレマークスキー板を眺めながら、「どこへ行こうかな」と考えはじめるのだ。  スキーシ […]

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『外遊び』の春がやってきた

『外遊び』の春がやってきた

春の到来である。 浮足立った日々を送っている僕が、さらに浮遊する季節だ。 日本の四季に感謝しながら。

3月初旬は、まだまだ中途半端な季節である。春かと思えば、一転して冬の気圧配置になることも。 しかも、山にはまだ雪が残っている。高山では、冬山の様相である。 川の水も冷たい。雪解けが入ると、とんでもなく増水する。しかも、水 […]

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テレマークな暮らし

テレマークな暮らし

バックカントリーへ浸透していくということは、人の道を踏みはずして歩くわけだから、そこにはなにが待ち受けていてもおかしくない。 それは、自分の背丈を知る旅でもある。 文化的ぜいたくにあふれたこの旅の行き先は、世の中とは反対の方向へつづいているのだろう。

またまた12月がやってきた。 できることなら、この冬は(この冬も!)炬燵にもぐりこんで「コタツムリ」と化してミカンでも食べていたいところである。 が、炬燵に入り背中を丸めミカンを食べながらも、ぼくの目はパソコンに映しだし […]

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春は、仕事をしている暇がない!

春は、仕事をしている暇がない!

この季節は、遊びの予定がぎっしりだ。 さまざまなフィールドが「遊びに来ないか?」と、ぼくを誘う。 日本列島が南北に長くてよかった。 地球がでこぼこで、ほんとうによかった。

日本という国は山河が豊富な上に、南北に長い列島でほんとうによかった。 と、春になるといつもぼくは思うのだ。 この季節は忙しい。仕事なんてやっている場合じゃない。 春の風に包まれた川へ出向けば、新緑のなか、カヌーによる川下 […]

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