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	<title>愉しい不便富士山 &#8211; 愉しい不便</title>
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	<description>近年まれにみる遊行人、堀田貴之氏によるブログ。</description>
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		<title>金時山で金太郎になる！</title>
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		<pubDate>Wed, 27 Nov 2013 11:56:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>HOTTA Takayuki</dc:creator>
		<creator><![CDATA[HOTTA Takayuki]]></creator>
				<category><![CDATA[トレッキング]]></category>
		<category><![CDATA[野外考・レポート]]></category>
		<category><![CDATA[ウラヤマ]]></category>
		<category><![CDATA[冬の低山]]></category>
		<category><![CDATA[富士山]]></category>
		<category><![CDATA[金時山]]></category>

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		<!-- サムネイル情報 -->
		<thumbnailimg><![CDATA[<img width="150" height="150" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/001-DSCN9445-150x150.jpg" class="attachment-thumbnail size-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" />]]></thumbnailimg>

		<!-- サブタイトル情報 -->
		<subtitle><![CDATA[富士山を見るなら、この山だ。ウラヤマとあなどるなかれ。山頂からの眺望は、目を疑うほど。富士山から駿河湾まで。さらには、芦ノ湖や仙石原、箱根の山々の中腹に広がる大涌谷の噴煙地などが望見できる。]]></subtitle>

		<description><![CDATA[箱根の北西に、金時山（きんときやま）という周囲からちょこんと飛びぬけた山（標高1,213m）がある。 なによりも、山とは思えないほど親しみのあるネーミングに、まずは引きよせられる。 その名前には、小学生のころ毎日歩いた通 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>箱根の北西に、金時山（きんときやま）という周囲からちょこんと飛びぬけた山（標高1,213m）がある。<br />
なによりも、山とは思えないほど親しみのあるネーミングに、まずは引きよせられる。<br />
その名前には、小学生のころ毎日歩いた通学路のような親近感をもってしまう。<br />
春になればオタマジャクシを捕り、森に隠れ家を造り、夏は虫を追いかけ、秋には夕暮れに追いかけられ帰路を急ぎ、冬には凍った田んぼでアイススケートもどきをして遊んだ。<br />
そんな情景が、浮かびあがってくる名前の山なのだ。</p>
<p>金太郎伝説をもつこの金時山。<br />
冬のウラヤマ探索に、ふさわしい山だ。</p>
<p>金時山へ登るには、いくつかのルートがある。<br />
ほとんどの人たちは、南側の乙女峠か仙石原の金時神社を起点に登る。<br />
が、ぼくの好みは、北側からのルートだ。<br />
北側にはふたつのルートがあって、足柄峠から稜線を行くコースと、金時山北東山麓の夕日の滝近くの登山道を歩いていくコースがある（途中、丸鉢山で足柄峠とのルートと合流する）。</p>
<div id="attachment_3179" style="width: 235px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/002-DSCN9446.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3179" class="size-medium wp-image-3179" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/002-DSCN9446-225x300.jpg" alt="冬型気圧配置になると、太平洋側は好天がつづく。金時山は、きっちりと冷えた澄んだ空気に包まれるのだ。夏には暑くてちょっとばかりしんどい金時山。これからの季節にこそ出かけたい山である。 " width="225" height="300" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/002-DSCN9446-225x300.jpg 225w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/002-DSCN9446.jpg 768w" sizes="(max-width: 225px) 100vw, 225px" /></a><p id="caption-attachment-3179" class="wp-caption-text">冬型気圧配置になると、太平洋側は好天がつづく。金時山は、きっちりと冷えた澄んだ空気に包まれるのだ。夏には暑くてちょっとばかりしんどい金時山。これからの季節にこそ出かけたい山である。</p></div>
<p>今回ももちろん、夕日の滝をスタートして金時山へと歩いてみた。<br />
メインは南側からのルートと書いたけど、北側ルートの足柄峠から登る人も多い。<br />
が、この夕日の滝からの道を歩く人はほとんどいない。<br />
NYマンハッタンの演劇でいえば、南側ルートが「ブロードウェイ」で、足柄峠からのルートは「オフ・ブロードウェイ」。<br />
夕日の滝からの道は、さしずめ「オフオフ・ブロードウェイ」という感じである。<br />
なので、ぼくはこのコースを「オフオフ金時」ルートと呼んでいる。<br />
静かな山歩きが楽しめるルートである。</p>
<div id="attachment_3180" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/003-DSCN9442.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3180" class="size-medium wp-image-3180" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/003-DSCN9442-300x225.jpg" alt="富士山がどどーんと目の前に。思わず、「よっ、日本一！」と声をかけてしまう景色である。 " width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/003-DSCN9442-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/003-DSCN9442.jpg 1024w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3180" class="wp-caption-text">富士山がどどーんと目の前に。思わず、「よっ、日本一！」と声をかけてしまう景色である。</p></div>
<p>沢沿いからはじまる「オフオフ金時」を延々と登り、じゅうぶんに疲れたなと思ったころ、突然、目の前が広がる瞬間がある。<br />
丸鉢山の展望所だ（山というほどはっきりしたピークではない）。<br />
「おおおおっ！」<br />
この風景に声をあげない日本人はいない（はずだ）。<br />
日本一の山が、そのすべてを惜しげもなく見せてくれているのである。<br />
風呂屋の壁画よりも富士山らしい富士山が、ここにあるのだ。<br />
（銭湯の壁画なんて、もういまの時代ではだれも知らないか！）<br />
ま、いい。<br />
とにかく、この風景を見たいがために、肩で息をしながら「オフオフ金時」を歩いてきたのだ。</p>
<div id="attachment_3181" style="width: 235px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/004-DSCN9465.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3181" class="size-medium wp-image-3181" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/004-DSCN9465-225x300.jpg" alt="シンプルないでたちで登るのがふさわしい山だ。途中には、イノシシが食べものをあさった跡やリスの食痕など、動物が残したフィールドサインを探してみるのもいい。うまくすれば、リスと出会える。 " width="225" height="300" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/004-DSCN9465-225x300.jpg 225w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/004-DSCN9465.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 225px) 100vw, 225px" /></a><p id="caption-attachment-3181" class="wp-caption-text">シンプルないでたちで登るのがふさわしい山だ。途中には、イノシシが食べものをあさった跡やリスの食痕など、動物が残したフィールドサインを探してみるのもいい。うまくすれば、リスと出会える。</p></div>
<p>ここまでくれば金時山山頂は、もう一息。<br />
とはいっても、ここからが本番で、登山道は急激に標高を上げていく。<br />
道はやがて階段になり、その先にはハシゴがつづく。<br />
ハシゴの数は、十二個。<br />
そのひとつひとつに、「子、丑、寅、卯、……」と十二支の名がついているので、「もうちょっとだ」などと思いながら歩いていける。</p>
<div id="attachment_3182" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/005-DSCN9456.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3182" class="size-medium wp-image-3182" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/005-DSCN9456-300x225.jpg" alt="山頂には、金太郎茶屋と金時茶屋の二軒の山小屋がある。どちらも休憩小屋で宿泊はできないが、簡単な食事ができる。金太郎茶屋で、味噌おでんを頬ばったのだ。 " width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/005-DSCN9456-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/005-DSCN9456.jpg 1024w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3182" class="wp-caption-text">山頂には、金太郎茶屋と金時茶屋の二軒の山小屋がある。どちらも休憩小屋で宿泊はできないが、簡単な食事ができる。金太郎茶屋で、味噌おでんを頬ばったのだ。</p></div>
<p>山頂からの眺望は、山を登った者だけへのご褒美だ。<br />
ウラヤマとはいえ、周囲の山よりひときわ高い金時山だ。<br />
富士山はもちろんのこと愛鷹山から駿河湾、箱根山最高峰である神山と中腹に広がる大涌谷の噴煙地、カルデラ内には芦ノ湖や仙石原。<br />
この日は、富士山の向こうに南アルプスや八ヶ岳までが顔を出した。<br />
お山の大将「金太郎」気分が存分に味わえた、初冬の一日だったのだ。</p>
<div id="attachment_3183" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/006-DSCN9548.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3183" class="size-medium wp-image-3183" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/006-DSCN9548-300x225.jpg" alt="「足柄山の山奥でハッケヨイヨイノコッタ」とうたわれた金太郎は、夕日の滝で産湯をつかい、滝の下流にある「金太郎遊び石」で遊んだと伝えられている。 夕日の滝近くには、「ez BBQ country キャンプ場」という小さなキャンプ場がある。冬の遊歩のおすすめは、ここで一泊を過ごして金時山へ。 " width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/006-DSCN9548-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2013/11/006-DSCN9548.jpg 1024w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3183" class="wp-caption-text">「足柄山の山奥でハッケヨイヨイノコッタ」とうたわれた金太郎は、夕日の滝で産湯をつかい、滝の下流にある「金太郎遊び石」で遊んだと伝えられている。<br />夕日の滝近くには、「ez BBQ country キャンプ場」という小さなキャンプ場がある。冬の遊歩のおすすめは、ここで一泊を過ごして金時山へ。</p></div>
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