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	<title>愉しい不便コールオブザワイルド &#8211; 愉しい不便</title>
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	<description>近年まれにみる遊行人、堀田貴之氏によるブログ。</description>
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		<title>今日もウォーキング・スタッフに寄りかかって！</title>
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		<pubDate>Tue, 16 Sep 2014 23:23:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>HOTTA Takayuki</dc:creator>
		<creator><![CDATA[HOTTA Takayuki]]></creator>
				<category><![CDATA[トレッキング]]></category>
		<category><![CDATA[外遊び道具考]]></category>
		<category><![CDATA[ウォーキング・スタッフ]]></category>
		<category><![CDATA[コールオブザワイルド]]></category>
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		<!-- サムネイル情報 -->
		<thumbnailimg><![CDATA[<img width="150" height="150" src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/001-P1010269-150x150.jpg" class="attachment-thumbnail size-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" />]]></thumbnailimg>

		<!-- サブタイトル情報 -->
		<subtitle><![CDATA[ぼくにとって歩くときの相棒は、まさに「棒」なのだ。
ウォーキング・スタッフ（杖）である。
自作のものから市販のものまで、いろんな杖と旅へ出たのだった。]]></subtitle>

		<description><![CDATA[“ほとんどのウォーカーはウォーキング・スタッフ（杖）の使用など考えてもいないようだが、わたしは背負うべき「家」の土台に杖を加えるのを、いささかもためらわない。バックパックを背負うときは、自動的にウォーキング・スタッフを手 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>“ほとんどのウォーカーはウォーキング・スタッフ（杖）の使用など考えてもいないようだが、わたしは背負うべき「家」の土台に杖を加えるのを、いささかもためらわない。バックパックを背負うときは、自動的にウォーキング・スタッフを手にするのだ。”<br /> 　前回のこのブログで紹介した『遊歩大全』に、コリン・フレッチャーはこんなふうに書いている。</p>
<p>　こうした文章を20代後半に読んだぼくは、それからは、どこへ行くにもウォーキング・スタッフがいっしょだった。『遊歩大全』に書いてあったように、竹で自作してはぼろぼろになり、という繰りかえしだった。<br /> 　あるいは、トレイルヘッドで適当な木を探し、それを一日中持ち歩いたこともある。<br /> 　山歩きでウォーキング・スタッフがないと、ぼくにとっては「温泉だと思って裸で入ったら、温水プールだった」というぐらいの居心地の悪さがある。</p>
<div id="attachment_3426" style="width: 235px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/002-DSCN1083.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3426" class="size-medium wp-image-3426" alt="わたくしのウォーキング・スタッフ・コレクション。 左から、コールオブザワイルドのダブル・ポール。布袋竹の杖。黒竹をもらったので自作してみたやつ。いつぞやの山旅で拾った木（材の種類は不明）。竹で作ったシンプルなスタッフ。20年以上も使っているトラックス（アメリカ製）のスタッフ。遠くに見える山の高さを測ることができる目盛りのついた杖。その使い方も、いつどこで買ったかも忘れてしまった。 " src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/002-DSCN1083-225x300.jpg" width="225" height="300" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/002-DSCN1083-225x300.jpg 225w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/002-DSCN1083.jpg 768w" sizes="(max-width: 225px) 100vw, 225px" /></a><p id="caption-attachment-3426" class="wp-caption-text">わたくしのウォーキング・スタッフ・コレクション。<br />左から、コールオブザワイルドのダブル・ポール。布袋竹の杖。黒竹をもらったので自作してみたやつ。いつぞやの山旅で拾った木（材の種類は不明）。竹で作ったシンプルなスタッフ。20年以上も使っているトラックス（アメリカ製）のスタッフ。遠くに見える山の高さを測ることができる目盛りのついた杖。その使い方も、いつどこで買ったかも忘れてしまった。</p></div>
<p>　もっとも、世間ではいまやシングルの杖より、ダブル・ポール（トレッキング・ポール）が主流だ。コリン・フレッチャーもびっくりするだろうほど多くの人が、ダブル・ポールを持ち歩いている。<br /> 　ダブル・ポールは、山歩きの必需品的存在となった感がある。</p>
<p>　使い方に関しては、多くを語る必要はないだろう。<br /> 　ダブルにしろシングルにしろ、楽しげに、リズムよく歩けばそれでいい。<br /> 　登りは短めに、下りはちょっと長く。でも、セオリーなんかは、無視すればいい。<br /> 　ただ、新しいアイテムを持つとついつい頼りたくなるので、はじめは両腕が疲れるかも。<br /> 　そんなときは、「短すぎかな？」と思うほどポールを短く持ってみればいい。案外、それがちょうどよかったりするから。</p>
<div id="attachment_3427" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/003-DSCN1093.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3427" class="size-medium wp-image-3427" alt="コールオブザワイルドのダブル・ポール。昨夏の17日間におよんだ北アルプス縦走旅は、すっかりこのポールのお世話になった。重たいバックパックで長い距離を歩くなら、ダブル・ポールを持っていくほうがいい。 シャフトには、トラブルの対処になにかと役立つダクトテープを巻いている。 " src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/003-DSCN1093-300x225.jpg" width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/003-DSCN1093-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/003-DSCN1093.jpg 1024w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3427" class="wp-caption-text">コールオブザワイルドのダブル・ポール。昨夏の17日間におよんだ北アルプス縦走旅は、すっかりこのポールのお世話になった。重たいバックパックで長い距離を歩くなら、ダブル・ポールを持っていくほうがいい。<br />シャフトには、トラブルの対処になにかと役立つダクトテープを巻いている。</p></div>
<p>　もし、「ダブル・ポールとシングル・ポール、どっちが便利か？」と聞かれたなら、すかさずダブルとぼくは答えるだろう。<br /> 　ダブル・ポールはすべてが理にかなっている。ほ乳類が歩く本来の姿である四つ足で移動できるだから。<br /> 　昨夏の長かった北アルプス縦走旅は、ダブル・ポールを使った。機能を最優先させた旅だったからだ。</p>
<div id="attachment_3428" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/004-DSCN1102.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3428" class="size-medium wp-image-3428" alt="最近のお気に入りは、竹のこの二本。上の布袋竹の杖は、某所で見つけて発作的に購入。焼きごてでネームを入れ、穴をあけ革紐をつけた。自然素材のスタッフは、山歩きを優雅にしてくれる。 " src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/004-DSCN1102-300x225.jpg" width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/004-DSCN1102-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/004-DSCN1102.jpg 1024w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3428" class="wp-caption-text">最近のお気に入りは、竹のこの二本。上の布袋竹の杖は、某所で見つけて発作的に購入。焼きごてでネームを入れ、穴をあけ革紐をつけた。自然素材のスタッフは、山歩きを優雅にしてくれる。</p></div>
<p>　でも、ぼくはいまでも、ほとんどの山歩きはシングル・ポール、いわゆるウォーキング・スタッフで出かけている。<br /> 　それは、ダブル・ポールが機能的すぎることに、反抗しているからかもしれない。<br /> 　ダブル・ポールは、いってみれば、学級委員とか生徒会長みたいな感じかな。いいやつなんだけど、おもしろみがない。<br /> 　ぼくはといえばいまだ、学校や仕事をさぼることに、注意する側より、注意される側にいたいと思っているのだ。<br /> 　そうしたスタンスもスタイルも、圧倒的にシングルのウォーキング・スタッフが似合うのだ。</p>
<div id="attachment_3429" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/005-DSCN1126.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3429" class="size-medium wp-image-3429" alt="竹のスタッフは、先が割れたり削れたりで、すぐだめになってしまう。そこで、丸棒を削り竹に差しこみボンドで止め、その丸棒にステンレスの木ねじをねじ込むことで耐久性を高めた。使い捨てと考えればいいだろうけど、貧乏性なんだよな。 電車やバスの中では、椅子の脚につけるキャップを装着（写真右）。 " src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/005-DSCN1126-300x225.jpg" width="300" height="225" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/005-DSCN1126-300x225.jpg 300w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/005-DSCN1126.jpg 1024w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><p id="caption-attachment-3429" class="wp-caption-text">竹のスタッフは、先が割れたり削れたりで、すぐだめになってしまう。そこで、丸棒を削り竹に差しこみボンドで止め、その丸棒にステンレスの木ねじをねじ込むことで耐久性を高めた。使い捨てと考えればいいだろうけど、貧乏性なんだよな。<br />電車やバスの中では、椅子の脚につけるキャップを装着（写真右）。</p></div>
<p>　そういえば、茨木のり子さんが、「倚（よ）りかからず」という美しい詩を書いている。<br /> 　でも、ぼくは一本のウォーキング・スタッフに寄りかかって、世の中を斜めから眺めていたいのである。</p>
<div id="attachment_3430" style="width: 235px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/006-DSCN1107.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-3430" class="size-medium wp-image-3430" alt="20年以上使っているトラックスのウォーキング・スタッフ。グリップは、南の島に流れついた紫檀の流木で、友人が作ってくれたのだ。しっとりとわが手になじんでいる。日本各地からアラスカやニュージーランドの山まで、このスタッフとはいろんなところへ出かけた。 " src="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/006-DSCN1107-225x300.jpg" width="225" height="300" srcset="https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/006-DSCN1107-225x300.jpg 225w, https://blog-hotta.wild1.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/006-DSCN1107.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 225px) 100vw, 225px" /></a><p id="caption-attachment-3430" class="wp-caption-text">20年以上使っているトラックスのウォーキング・スタッフ。グリップは、南の島に流れついた紫檀の流木で、友人が作ってくれたのだ。しっとりとわが手になじんでいる。日本各地からアラスカやニュージーランドの山まで、このスタッフとはいろんなところへ出かけた。</p></div>
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