『HOOKY匠鞄工房』で、夜なべして

『HOOKY匠鞄工房』で、夜なべして

わが部屋をミシン工房にした。 それからというもの、ミシンを前に職人気取りの日々なのだ。

昨年の秋から、ひょんなことでミシンに夢中だ。 発作的に、ごっつい帆布や革を使ったバッグを作りたくなったのだ。 […]

昨年の秋から、ひょんなことでミシンに夢中だ。
発作的に、ごっつい帆布や革を使ったバッグを作りたくなったのだ。
そこで、メイド・イン・山形の「ベビーロック/エクシムプロ EP9400LS 極(きわみ)」というミシンを買ったのだ。
このミシンは、厚手の帆布はもちろん、革も縫える。
とはいっても、ミシンの経験があるわけではない。高校生のころ、ジーンズの裾上げをやって以来のミシン作業である。

まずは、工房作りから。机を作り環境を整えた。こうすると、後戻りできないからね。 机の上には、メイド・イン・山形のミシン「ベビーロック/エクシムプロ EP9400LS 極(きわみ)」。

まずは、工房作りから。机を作り環境を整えた。こうすると、後戻りできないからね。
机の上には、メイド・イン・山形のミシン「ベビーロック/エクシムプロ EP9400LS 極(きわみ)」。

ま、考えるよりは作ってみることだ。
「見るまえに跳べ」である。
と、いきなり帆布で、小さめのトートバッグを作ってみた。
いやはや。縫い目は「明日なき暴走」である。しかも、バッグの左右がシンメトリーじゃないぞ……。
それでも、実用に耐えるバッグができあがったのだ。

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はじめての作品(小さいトートバッグ)は、縫い目が暴走している。でも、ランチバッグとしてちょうどいい。しかも、お気に入りの着物再生アロハの生地をはめ込んだ。

はじめての作品(小さいトートバッグ)は、縫い目が暴走している。でも、ランチバッグとしてちょうどいい。しかも、お気に入りの着物再生アロハの生地をはめ込んだ。

で、調子に乗ったぼくは、わが部屋を「HOOKY(フーキー)匠鞄工房」と名づけ、つぎつぎとバッグを作りだしたのだ。
「匠」などと自分で名乗るのは、自信のない証明である。
「元祖」やら「本家」やら「教祖」やら「日本で一番おいしい」やら、とみずから名乗るところに、碌なところはない。
ま、それはともかく……。

こちらも、着物再生アロハの生地を使ったトードバッグ。サイズは、左右約33センチ。中くらいのトートだ。

こちらも、着物再生アロハの生地を使ったトートバッグ。サイズは、左右約33センチ。中くらいのトートだ。


これは自分用に作った大きめのバッグ。サイズは、左右約40センチ。トラベルトートして、活躍している。もっとでかいのを作ろう、と型紙を製作中。

これは自分用に作った大きめのバッグ。サイズは、左右約40センチ。トラベルトートとして、活躍している。もっとでかいのを作ろう、と型紙を製作中。


トートバッグスタイルの、帆布カメラバッグ。カメラのサイズに合わせたトートバッグを作り、ウレタンの衝撃材を入れ、さらにショルダーベルトを取りつけた。

トートバッグスタイルの、帆布カメラバッグ。カメラのサイズに合わせたトートバッグを作り、ウレタンの衝撃材を入れ、さらにショルダーベルトを取りつけた。

オーソドックスなトートバッグをはじめ、お袋の古い帯でバッグを作ったり、革と帆布の組み合わせで作ってみたり。
ひとつだけ決めたのは、「一点ものしか作らない」ということ。同じものは二度作らないということだ(二度と作れない、という噂もあるけど……)。

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お袋にもらった帯を使って作ったバッグ数種。第一号は、もちろんのお袋へ押しつけた。

お袋にもらった帯を使って作ったバッグ数種。第一号は、もちろんお袋へ押しつけた。

わが「HOOKY匠鞄工房」は、受注製作である。
発注者の意見を聞いて、デザインや色、サイズはぼくが決める。
いまのところは、作ったそばから、そのバッグを知り合いに無理やり押しつけている、といったほうが正確かな。
それでも、いまや5つものバックオーダーを抱えている(もちろん、知り合いをおどしたりして注文を受けただけだけど)。
でも、だいじょうぶ。かなりいい作品ができてきた。
縫い目が「明日なき暴走」をしなくなったら、そのときこそ『WILD-1』の店頭に並ぶかもしれない。
みなさま。乞うご期待!

最近は、人が持ち歩いているバッグをじろじろ見たり、バッグ売り場では気になるバッグを裏がえしてその構造を確認したり……。バッグをストーカーする日々である。

最近は、人が持ち歩いているバッグをじろじろ見たり、バッグ売り場では気になるバッグを裏がえしてその構造を確認したり……。バッグをストーカーする日々である。